かねてから思っていたんだけれど、公に出ている記事等で松本Pが「亀山降板はシーズン4辺りから考えていた」と言っている。
確かにシーズン4から番組の方針が変わったと思う。テレ朝シナリオ大賞の古沢氏が参入したりとか。ドラマ作りの製作方針・意向が、東映Pからテレ朝Pに実質バトンタッチしたというか。(銀座NOWも一切更新がなくなったし)
松本Pが亀山降板を考え出したシーズン4から、亀山の神がかり的な勘がなりを潜めてしまったのも、「亀山の勘禁止令」が出たのか?と思ったほど。
たまに右京にヒントを与える亀山の神がかり的な第六感が、描かれなくなったのは本当に残念だった。お陰で、たまきがヒント出題者みたいになってた頃もある。
右京が太刀打ちできない亀山の「勘」を封じられたことで、シーズン4以降の亀山の影が薄くなった印象もある。
なので、「月刊ドラマ」掲載の輿水脚本「レベル4」でセリフが変更されていた部分――鑑識との会話「杉下さんの判断が間違ってないとどうして言い切れます?」の問いに、亀山が「勘……かな?」と答えるセリフを読んだとき。ああ、やっぱり亀山の「勘」は最強だと思いました。
映像では「何年相棒やってると思ってるんですか」の方が解りやすくてカッコいいからいいですけどね。
輿水の脚本段階では、亀山の神がかり的な「勘」は、ちゃんと生きていたのだなぁと嬉しかった。
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