新シーズンが始まって検索で来たぽい相棒ファンさんが怒りのコメント寄越してきたので、一応感想記事畳んでおきます。
自分のブログで読者に配慮とかしたくないんですが(常連さんは趣旨がわかってるだろうし)、晒しにしといて不愉快な記事読む現在の相棒ファンさんも気の毒なので。
8初回の感想は、下の記事のコメントで「シーズン8の初回はおもしろかったので見てみては?」と頂いたので、一応見ましたよ。ということで。
今後の感想は上げるつもりはないのでご安心を。だって感想上げるにも、既に別物のドラマになっちゃったし。
相棒関係の情報を上げる愛着もなくなったので、情報欲しかったら他のブログへどうぞ。ご覧になるだけ無駄です。
あと、クレームコメントは「亀厨が!」って収集つかなくなるので、敢えて公開しません。きりがないので。ここ、2ちゃんじゃないし。
シーズン8が始まりましたね。一応見ました。亀山がクビにされた時点で私の相棒は終了したので、楽しくもなんともありませんでしたが、一応見とこうかなと思って。
やっぱり面白くもなんともなかったわけですが(笑)
これが脇キャラ(鑑識、トリオ、課長、ラムネ、小野田)萌えファンなら心を引き止めておけるのでしょうが、いかんせん私は番組の信念だった「相棒=天才右京と凡人亀山コンビ=唯一無二の相棒コンビ」を愛していたので、7の2クール目以降と同じく、8初回も萎えるばかりでした。
ただ、8初回を見て、輿水信者の私が感じたのは、「右京さんが別キャラになっちゃったな」ということです。
松Pはあの右京さんを見て、「亀山が派遣される前の右京さんに戻った!」と思ったそうですが、どこをどう見てりゃそういう感想が出るんだろう?
水谷さんが演技プランを変えたのでしょうが、ヒステリックなおばちゃんキャラになっててびっくりしました。
本来、杉下右京は人間観察が好きで、人間を分析するのが好きなキャラです。亀山が来た時も、「だから嫌われるのよ」と、たまきさんに怒られてましたし、ウィンパティオの暴力妻とその夫とのDV愛も興味深そうに見て分析していましたよね。
右京さんは好奇心旺盛で、実はどんな人物が来ても受け止める懐の広いオサーンだったんですが…
新相棒ミッチーのキャラ立てのためとはいえ、ミッチーに小言をいちいち言われるだけで、ヒステリックに嫌気がさすと言いまくる右京さんに変化させられちゃったのは萎え萎えでした。
今まで、あの程度の小言・(行動に)口を挟まれた程度で、右京さんがウンザリするなんてことなかったし、ありえないですよね。
でも、セリフで、「右京さんはミッチーの干渉にウンザリしている」と書かなければ、ミッチーのキャラが立たないのだなと納得しました。
お陰で、右京さんは更年期障害のヒスババアみたいになってしまった。うへぇ。
でもそれは、水谷さんが演技プランを変えたことも影響しているのでしょう。
腐った畳でピョンピョン跳ねる杉下警部…どっかで見たな。Wの喜悲劇のオセロ黒の妄想の右京さんと同じ演技でしたね。
Wの時は、「あれはオセロ黒の妄想世界の右京さんだったから奇妙だったんだよ!」と笑ったネタでしたが、シーズン8ではあの奇妙な右京さんが、リアル右京さんという位置づけになっちゃってるんだなぁと、大変がっかりしました。
そんなこんなで、もう水谷さんも演技プラン変えたんだなと、右京さんではなく「右京さん’」と、ダッシュがついた似て否なるキャラになってるんだな、と諦めるしかありませんでした。
あらすじについては、もはや私が好きだったドラマとは違うモノなので、語る気にはなれません。それ以外の感想としては、
●事件の内容より、ミッチーのキャラ立てを視聴者にアピールすることを最重要課題にした脚本だった(ミッチーのシーンが無駄にダラダラ尺があったのはそのせいぽい)
●予算がかなり削られてる(そのためにホンも予算に配慮して書かれたぽい)
●弓削ちゃんが死ぬほどカッコいい
輿水さんは7最終回の「特命」の方が、新相棒ミッチーに配慮せずに書いたせいで、右京さんのキャラもブレてなかったし、事件もがっつり掘り下げていて面白かったです。
新相棒ミッチーを売り出すために、事件パートがしわ寄せ食らってつまんなくなっちゃった。という、刑事ドラマとしては本末転倒な感じがしました。おわり。
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